駅にどうして習字の添削が貼ってあると思いきや、交通安全の呼びかけだった……! 近畿日本鉄道やJR東海など中部地方の交通機関が展開している、踏切事故の防止啓発ポスターが「センスがいい」とTwitterで注目を集めています。
小学生が習字で書いた「ふみきり」の4文字を、先生が朱色で添削したというデザイン。朱字をよく見ると「近づきすぎない」「無理はいけません」と、文字の指導がそのまま踏切の事故防止を呼びかける言葉になっています。目を引く上に啓発にも効果的な、素晴らしいアイデアのポスターです。
Twitterユーザーのリフトさんがポスターの写真を「かなりセンス良い」と投稿したところ、1日で1万回以上リツイートされるなど話題に。「こういうセンスはうらやましい」「これ、『はねない』って注意いれたくなっちゃいません?」 と共感や賛同を集めました。
ポスターは中部運輸局、中部管区警察局、名古屋鉄道、JR東海、近畿日本鉄道が「踏切事故防止キャンペーン」として共同制作したもの。4月6日〜15日は全国で「春の全国交通安全運動」を実施中で、これに合わせてポスターも中部地方で設置しているようです。ユニークなデザインの制作経緯については、現在近畿日本鉄道に問い合わせ中。