アニメ化された「この素晴らしい世界に祝福を!」「灰と幻想のグリムガル」、そして作家・鎌池和馬の10周年記念作「とある魔術のヘヴィーな座敷童が簡単な殺人妃の婚活事情」など、多種多様な作品が毎年生み出されている「ライトノベル」の業界。
個性的なタイトルが並ぶなかで、2015年4月から2016年3月までの「2015年度」に発売された作品を対象として、最もタイトルが長い作品・最もタイトルが短い作品を調べ、月ごとにまとめた調査レポートをアニメメディア「CUPO」が発表しています。
選考基準は「数えるのは見た目の字数、ルビは数えない」「ナンバリング・(上)などは数えない、サブタイトルは数える」「特装版がある場合は通常版のみ」の3点。
それを踏まえた調査の結果、2015年度で最もタイトルが長いライトノベルとなったのは、作家・川原礫の「ソードアート・オンライン」シリーズのスピンオフ作品として、2016年3月10日に発売された『ソードアート・オンライン オルタナティブガンゲイル・オンライン -サード・スクワッド・ジャムビトレイヤーズ・チョイス-』(著者・時雨沢恵一)。タイトル文字数はなんと57文字。
他にも「勇者が修羅場すぎて世界を救ってる場合じゃない 魔王の呪いでヒロインたちを同時攻略しなければなりません(47文字)」、「ここは異世界コンビニ デモン・イレブン お客様、回復魔法をかけながらの立ち読みはご遠慮下さい!(46文字)」、「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン ―セカンド・スクワッド・ジャム―(46文字)」、「ファタモルガーナの館 ―The house in Fata morgana― あなたの原典に至る物語(44文字)」などがタイトルの長いライトノベルとしてピックアップされていました。
最近はライトノベルのタイトルの長さにも慣れてきたように感じていましたが、こうして改めて文字数を明らかにされると、やっぱり「長えよ!」とツッコミを入れたくなりますね……。「CUPO」の調査には最少、平均文字数などもまとめられているので、興味がある人はそちらもチェックしてみてください。