11日の日経平均株価は前週末比70円39銭安の1万5751円13銭と3営業日ぶりに反落して取引を終えた。ドル・円が1ドル=107円台半ばまで円高が進み、輸出関連株を中心に売りが先行。日経平均の下げ幅は一時300円に迫った。中国株の堅調推移を受けて日経平均は先物主導で下げ幅を縮小したが、上昇が一服した円が再び強含んだため日経平均の戻りは次第に鈍かった。
業種別では、輸送用機器、精密機器器、銀行が値下がり率上位。半面、石油・石炭製品、海運、ガラス・土石製品などは上昇した。(編集担当:宮川子平)(イメージ写真提供:123RF)