​隠れた名作も! ちょっとエッチなお色気少年漫画10選「パラダイス学園」「アウターゾーン」 | ニコニコニュース

マイナビ学生の窓口


少年漫画には、ちょっとエッチな描写が登場することも数多くあります。いわゆる「サービスシーン」というものです。多いのはヒロインなど女性キャラクターが騒動に巻き込まれた結果、あられもない姿になるような展開。その結果、主人公がおいしい思いをするという流れが鉄板です。今回は、そんなエッチな描写のある少年漫画を、現在連載中のものから往年の名作までピックアップしてみました。

●『To LOVEる -とらぶる-』原作:長谷見沙貴/作画:矢吹健太朗

『週刊少年ジャンプ』で2006年から2009年にかけて連載されたラブコメ作品で、高校生の結城梨斗が宇宙からやって来たララなど魅力的なヒロインとドタバタな毎日を繰り広げます。ヒロインたちはたびたび騒動に巻き込まれ、そのたびに衣服が破れるなどお色気要素満載でした。現在は『ジャンプスクエア』で続編が連載中。こちらはさらにお色気要素がパワーアップしています。

●『食戟のソーマ』原作:附田祐斗/作画:佐伯俊

『週刊少年ジャンプ』で2012年から連載中の作品。超名門料理学校の高等部を舞台に、主人公の幸平創真がさまざまなライバルと腕を競い合う物語。この作品の特徴の一つが、料理を食べたときのリアクション。特に女性陣がおいしい料理を食べると、その料理のあまりのおいしさに服が破れてセクシーな姿になったりします。時には性的な想像をさせるようなエッチな描写が登場することも……。本当に料理漫画なのか、読んでいて疑問に思ってしまう作品です。

●『地獄先生ぬ~べ~』原作:真倉翔/作画:岡野剛

妖怪を打ち倒す鬼の手を持つ霊能力教師・鵺野鳴介が、赴任した小学校の生徒を妖怪から守るために奮闘する物語。1993年から1999年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載され、後に実写ドラマ化もされました。服が破けるといったストレートなお色気シーンだけでなく、性的な想像をさせるものまで幅広いお色気が登場。しかもそのお色気を振りまいているのが主に「小学生」です。今なら問題になるかもしれませんね。

●『アウターゾーン』作者:光原伸

1991年から1994年まで『週刊少年ジャンプ』で連載された作品。「アウターゾーン」と呼ばれる、日常と隣り合わせの不思議な世界に足を踏み入れた人々の姿を描いたホラー・オカルト漫画です。1話完結で展開される不思議なエピソードも魅力ですが、お色気要素が豊富だったことも本作の特徴。特に「案内役」として登場する謎の美女・ミザリィに関するお色気シーンが人気で、水着などサービスカットも豊富。時には他の登場人物に強引に迫られるなどのシーンもありました。

●『D・N・A² ~何処かで失くしたあいつのアイツ~』作者:桂正和

1993年から1994年まで『週刊少年ジャンプ』で連載された作品。普段はさえないが、実は女性をとりこにするDNAの持ち主である高校生・桃生純太が、さまざまなヒロインとドタバタな恋模様を繰り広げます。「主人公がパンツ姿の女の子の下敷きになる」「胸を強引に押し付けて誘惑される」などストレートなサービスシーンが満載。桂正和作品はどれもお色気要素が豊富ですが、その中でも「勢いのあるお色気シーン」が特に多い作品でした。

●『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』作者:萩原一至

1988年から『週刊少年ジャンプ』にて不定期で連載されているファンタジー作品。伝説の魔導師であるダーク・シュナイダーが、魔人や悪魔、また天使たちと熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げます。限界ギリギリのエロ描写が数々登場したことでも有名な作品。服がはだけて裸になるなどはまだかわいいもので、少年漫画として大丈夫なのかと心配になるほどの性的な描写が多数登場しました。中には「それ最中ですよね」と思える限界超えのものも……。

●『彼女はデリケート!』作者:カジワラタケシ

平凡な少年・星野達郎がボクシングと出会ったことで人生が一変。全国レベルのライバルを倒すまでの活躍をします。その中でさまざまな女性と出会い、そして恋愛をしていく……という作品です。『週刊少年マガジン』で1989年から1991年まで連載されました。登場する女性キャラクターは非常にグラマーな体形をしているのが特徴で、彼女たちがさまざまなお色気トラブルに遭遇します。もちろんそのトラブルでおいしい思いをするのは主人公の達郎。うらやましい限りでした。

●『Oh!透明人間』作者:中西やすひろ

1982年から1987年にかけて『月刊少年マガジン』で連載された作品です。透明人間になる能力を得た高校生の荒方透瑠が、その能力でさまざまなお色気騒動を巻き起こします。序盤はまだ控えめなのですが、中盤からそのお色気具合は加速。ヌードだけでなく「これは青年漫画?それ以上?」と思えるような過激な描写が次々に登場しました。中西やすひろ先生の作品では『いけないDAY DREAM』という漫画もお色気のすごい作品です。

●『パラダイス学園』作者:川原正敏

中学生の司馬新作が、偶然「アソコ」を見てしまった美少女から求婚されるなど、ドタバタな学生生活を送るラブコメディー作品。『月刊少年マガジン』で1985年から1986年にかけて連載されました。新作に恋するヒロインの宮崎ちひろがエッチな陰謀に巻き込まれ、何かにつけて裸にされてしまいます。中には強引に全裸にされ、大事な部分まで男たちに無理やり全開にされそうになるといった、犯罪ギリギリの際どい描写もありました。

●『いけない!ルナ先生』作者:上村純子

お色気描写がすごかった少年漫画といえば、この作品を外すことはできません。『月刊少年マガジン』で1986年から1988年にかけて連載された作品で、家庭教師のルナ先生が中学生の教え子に「個人授業」をします。この個人授業は自らの体を使ったかなりエッチなもの。性行為とまではいかないものの、裸になることも多く、実に過激でした。そのあまりの過激さに有害図書に指定する県もあったほどです。

ちょっとエッチな描写が登場する人気少年漫画をピックアップしてご紹介しました。後半は「ちょっと」で済まないほどの作品もありましたが、少年時代にこうした作品に出会った人は、親に隠れて読んだりしたことでしょう(笑)。大人になって読むと「よくこんなの連載していたなあ」と思うこと請け合いです。

(中田ボンベ@dcp)