1989年に放送され「シカ〜モ!」のフレーズで人気を集めたクレアラシルのテレビCMのリバイバル作品が11日から放送され、アイドルグループ「私立恵比寿中学(エビ中)」が出演している。リバイバルCMでは、89年のオリジナルCMのカット割りやシーンを再現。また、エビ中のメンバーが、オリジナルが放送されていた89年頃のファッションを現代風にアレンジした衣装を着用しているほか、「シカ〜モ!」のフレーズで話題になった外国人の少年にそっくりな役者を起用するなど、当時の雰囲気を再現したCMになっている。
【動画】あの「シカ〜モ!」が復活!? エビ中がリバイバルCMに出演
CMは「リバイバル−しかも」編で、「クレアラシル」の10代後半の主要ユーザーが89年当時に青春時代を過ごした親世代と一緒に楽しめることをコンセプトに企画された。エビ中のメンバーたちが「本気で」「ニ・キ・ビ・を」「予防したい人は」「クレアラシル」「サリチル酸が」「アクネ菌を」「しっかり殺菌」などとせりふをつなぎ、外国人の少年が「シカ〜モ!」とおなじみのフレーズを言う……という内容。CM楽曲には20日に発売されるエビ中のニューアルバム「穴空(アナーキー)」に収録の「面皰」をCMバージョンにアレンジして使用している。エビ中の安本彩花さんは「昔のCMを見たことがある親世代の方々に、懐かしいなあと思ってもらい、これから今回のCMを初めて見る私たちと同世代の人たちには、エビ中がCMに出ているから、クレアラシル買ってみようかな!と思ってほしいです」とメッセージを寄せている。
CMは3月に東京都内の大学のキャンパスで撮影。27年前のCMを見た感想について、エビ中の星名美怜さんは「『に・き・び・を』のせりふがとても印象的で、当時もインパクトがあるCMだったのかな、と感じました。私たちが出演する今回のCMも、同じようにインパクトのあるものになったらいいなと思います」とコメント。また、CM撮影について、廣田あいかさんは「いつも通りの自然体でやらせていただきました。メンバーは誰も英語がしゃべれないんですけど、『シカ〜モ!』のせりふを言うオースティン君(外国人の少年役の役者)とどうにかして仲よくなろうと、なんとかコミュニケーションを取りながら、和気あいあいと楽しく撮影をすることができました」とエピソードを披露。柏木ひなたさんは「私たちも、クレアラシルみたいに、何年も長く愛されるグループになります!」と力強くコメントしている。CMは11日から関東・関西エリアで放送。