NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(月~土 前8:00 総合ほか)でヒロイン・常子の幼少時代を演じる内田未来(10)が12日、都内で行われた映画『神様メール』(5月27日公開)監督来日記者会見に出席。映画の内容にちなみ、“起こしたい奇跡”を聞かれて「私のお芝居を見てくれた人が少し楽しい気分になったり、もっと頑張ろうっていう気持ちになってくれればいいな」と目を輝かせた。
来日したジャコ・ヴァン・ドルマル監督に花束を贈呈するゲストとして登場。ドルマル監督からは「今作には神様がたくさんいるけれど、女神がいなかったから、女神をやってもらおうかな」と“オファー”されて、「うれしいです」と笑顔を見せていた。
同作は、パソコンを駆使して世界を翻弄する神と、そんな彼に愛想を尽かした娘が巻き起こす騒動を描くコメディー。会見では、本作が日本・ベルギー友好150周年記念映画として認定するセレモニーが行われた。
ベルギー・ブリュッセル在住のドルマル監督は、3月22日に同地で起きた爆発テロ事件について聞かれ「深い悲しみを感じています。今もそのときも混乱していて、今も理解できない」と心痛。質問に考えこむ時間もあったが、「今のブリュッセルでは、人々に優しくなったり、連帯するようになったと感じる」と話していた。