【ゴア(インド)時事】カーター米国防長官は11日、インド西海岸カルワルの海軍基地から同国の空母「ビクラマディティヤ」に乗艦し、内部を視察した。長官はビクラマディティヤについて「増大するインド海軍の能力を象徴している」と評価し、同艦に次ぐ新空母の建造でも技術支援していくと強調した。
長官は空母乗艦後、別の港に停泊中の米第7艦隊旗艦「ブルーリッジ」にヘリコプターで移動。同艦上で記者団に「米印の価値観と利益は多くの重要な面で重なっており、米印関係は21世紀で決定的に重要な関係になる」と改めて指摘した。空母建造に関しては、艦載機の発進装置(カタパルト)の技術提供に前向きな考えを示した。