スペインの国技とも言われる闘牛。その危険さ故に尊敬も集める闘牛士が、あわや大惨事になりかねない牛の反撃を受けて話題を呼んでいる。
セビリアの闘牛場で牛と対峙していた若き闘牛士のアンドレスさん(19歳)。530キロの雄牛に対して勇敢に立ち向かったが、牛の角による攻撃を受けてしまう。その角は闘牛士のお尻のど真ん中を貫き、さらに何度も突き上げられ、マタドールの股踊る状況に観客も大パニックとなった。英紙デイリー・メールなどには、お尻が割れてしまうかのような、凄惨な角攻撃の瞬間を捉えた写真が掲載されているが、アンドレスさんは内ももの擦り傷程度の奇跡的な軽症とのことで、すでに競技へ復帰していると伝えられている。
ネットでは「軽症だって? これは明らかに入ってるでしょ」「牛も身の危険があるからなあ」「何度も奇跡は起きない。早く辞めた方がいい」「よく戦ったよ」といった感想が寄せられているようだ。