4月8日(以下すべて現地時間)、Googleは自社の地図アプリケーションGoogle Earthで使用するデータの総量を公式ブログで発表した。同社は4月4日からGoogle Earth内のデータサイズについて述べてきたが、4回目で一連の数値を明らかにした。
3D映像は1ペタバイト(1024テラバイト)、総面積に直すと約52万4,000平方キロメートル。1平方キロメートルあたり2ギガバイトを必要とする。航空画像は179テラバイト、総面積は約766万3,000平方キロメートル。航空画像も100平方キロメートルあたり約2ギガバイトを必要とする。
衛星画像は、低品質な衛星画像は100平方キロメートルあたり18メガバイトと高品質な衛星画像の300メガバイトに、6,363万8,000平方キロメートルのデータを組み合わせ、196テラバイトを要する。
さらに各国の歴史的な画像は米国だけで約898テラバイト、欧州や日本の航空画像は約118テラバイト、高品質の衛星画像527テラバイトと、最高品質の衛星画像75テラバイトを足して、1618テラバイトにも及ぶ。
一連の数値を合計すると約3,017テラバイト=約3ペタバイト。2006年当時は約150テラバイトだったことを踏まえると約10年でデータが約20倍に膨れ上がったことを示している。ここにはストリートビューの画像は含まれていないため、全体のデータ容量は3ペタバイトよりも大きいだろう。
阿久津良和(Cactus)
(阿久津良和)