現地時間12日、米ロサンゼルスで『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(4月29日日本公開)のUSプレミアが行われ、世紀の対決を果たすキャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスとアイアンマン役のロバート・ダウニー・Jrが出席、周囲を興奮の渦に巻き込んだ。
映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』オフィシャルサイト
本作は、マーベルスタジオの人気キャラクターが集結する最強のチーム「アベンジャーズ」のメンバー同士によるバトルを描くアクション大作。豪華キャストの集結を目にしようと、プレミア開始の24時間前から100名のファンが列を形成し、最終的には4,500名以上のファンが集結。さらに、およそ15の国から、スチール150台、ムービー100台のメディアが集まり、注目度の高さをうかがわせた。
キャプテン・アメリカとアイアンマンのバトルを象徴するような、250メートルの「レッド・ブルーカーペット」上でファンの熱烈な声援を受けたクリスは、キャプテン・アメリカについて「彼ほど、自分もああなりたいと思える人物はいないよ」と感慨深げにコメント。また劇中で激しいバトルを演じたロバートについて、「僕たちは長い間一緒に仕事をしているからね。たとえ、カメラの前では敵を演じていても、カメラの外では兄弟みたいなんだ」と笑みを浮かべた。
さらにロバートがカーペットに登場すると、二大ヒーローの揃い踏みにファンは大興奮。クリスと対面するや、ファイティングポーズで挑発するちゃめっ気たっぷりのアクションを披露したロバートだが、すぐに笑顔を見せると熱いハグ。クリスの言葉の通り、スクリーンの中とはうって変わって家族のように仲睦まじい様子の二人の姿に、沿道からはさらに大きな歓声が送られた。
この日はまた、「アベンジャーズ」初参加を果たしたスパイダーマン役のトム・ホランドをはじめ、セバスチャン・スタン(ウィンター・ソルジャー)、アンソニー・マッキー(ファルコン)、ドン・チードル(ウォーマシン)、ポール・ベタニー(ヴィジョン)、ポール・ラッド(アントマン)ほか主要キャストが集結。テレビシリーズ「エージェント・オブ・シールド」でコールソンを演じるクラーク・グレッグも出席し、キャップとアイアンマンの戦いについて「とても残念。感謝祭に集まった家族がケンカをはじめたような気分だよ」とジョークまじりにコメントした。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は、マーベルコミックスの人気キャラクターを実写映画化した『キャプテン・アメリカ』のシリーズ第3弾。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』に引き続き、監督はアンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソが担当する。(編集部・入倉功一)