『超電磁マシーン ボルテスV』という日本のアニメが、Twitterでトレンド入りしている。
4月13日に放送された『めざましテレビ』(フジテレビ系列)で、フィリピンでの『ボルテスV』の知名度が100%だと実証したことで、ネット上が騒然となっているのだ。
番組で、フィリピンで88人に『ボルテスV』を知っているかを街頭で質問すると、なんと88人が知っていると回答。『ボルテスV』は1977年に放送されていた昔のアニメなのに、いったいなぜ??
ボルテスVにコーヒー吹いたwww
日本ではCSでもほとんど再放送されていないのに。でも理由聞いて納得。アニメの裏に歴史ありだったのね。 pic.twitter.com/db9uK0kmiL— YMS-08@関西満喫 (@rgc50213) 2016年4月12日
まさかのボルテスV pic.twitter.com/2wZSMkMXmB
— morikoson (@youkainingen) 2016年4月12日
圧政あるところボルテスVあり
(そんな格言はない) pic.twitter.com/nxjEzkwvsZ— アンだマン新たなる地平 (@an_da_man) 2016年4月12日
フィリピンでは悪政の時代が続いたが、国が一致団結して民主的な社会を手に入れた。そして『ボルテスV』は5つの宇宙船が合体して巨大ロボットになり、ボアザン星人の地球侵略に対抗する。
フィリピンの歴史と『ボルテスV』のストーリーがリンクすることで、国民に絶大な人気を誇るアニメになった。
1960年代からのマルコス大統領の時代、政治が私物化され腐敗が進んだことで、国民は苦しんだ。そんな時代にフィリピンで『ボルテスV』が初放送されたのだ。
フィリピンでボルテスVがどれだけ人気かと言うと
・堀江美都子は国賓扱い
・コンサートの持ち時間殆どボルテス
・殆どのフィリピン人が日本語で歌える
・安倍総理歓待の席でも熱唱
・軍歌になったという伝説も— Кен@ガルパン堕ち (@vfk_ken) 2016年4月12日
日本のアニメがフィリピンの人たちにここまで愛され、そして勇気を与えていたことに感動すら覚えてしまう。
(※↓詳しくはコチラへ)
参照:『めざましテレビ』(フジテレビ系列)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。