腹の底に響くような、重低音を表す擬音。
change.orgにて開始されているキャンペーンの中に、オックスフォード大学出版局に向けて、英語辞典にとある単語を乗せようという運動が行われています。
それが、スウェーデンのヘヴィメタルバンド、メシュガーのギタリストであるフレドリック・トーデンダルが提唱した造語の「Djent(ジェント)」です。
これは、7弦や8弦の張られたギターで低音弦をパワーコード+ブリッジミュートで弾いた時に出る「ズン」というディストーション・サウンドを示す単語。メタルヘッズやギタリストであれば、一度は耳にしたことがあるかと思います。
「ジェント」は擬音としてだけでなく、こうしたサウンドを出す(主に)ヘヴィメタルバンドの派生ジャンルの呼称としても使われていて、ムーブメントとして世界的に広く知られているはずなので、そろそろ辞書に掲載されても良いのでは? という考えから、今回の運動が始まったというわけです。
目標は1,500の賛同者ですが、執筆時現在ではすでに1,129人が賛同しています。ぜひ日本のメタルヘッズの皆さんもチェックしてみてください。そして、いつか日本の辞書にも載ったらいいなあ……なーんて夢が広がりますね。
source: change.org, YouTube
(岡本玄介)