4月14日夜に発生した熊本地震を受け、各社は災害支援サービスを提供している。
○「災害用伝言板」「災害用音声お届けサービス」
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社は、各社の公衆無線LANサービスを熊本県全域で無料開放すると発表。利用方法は、Wi-Fiスポットにてネットワーク名「00000JAPAN」を選択すると接続できる。
(関連記事:熊本で00000JAPANによる公衆無線LANが無料開放、九州全域に拡大へ)
また、「災害用伝言板」「災害用音声お届けサービス」の提供も行っている。「災害用伝言板」は、震度6弱以上の地震など大規模な災害が発生した場合に、自己の安否情報をテキストで登録できるサービス。モバイルやPCなどから探したい相手の電話番号を入力すると、登録された安否情報を確認できる。「災害用音声お届けサービス」は、携帯電話やスマートフォンで音声を録音し、安否を報告したい相手へ音声メッセージとして送信できるサービス。利用方法は各社Webサイトから。
・NTTドコモ
・KDDI
・ソフトバンク
○グーグル、災害時安否確認サービス「パーソンファインダー」
グーグルは、災害情報サービス「Google クライシスレスポンス内で、最新の災害警報を入手できる「Google 災害情報マップ」、自身や家族や友人などの安否情報を登録・検索・閲覧できる「パーソンファインダー」などを公開している。
(関連記事:Google、熊本地方で発生した地震について安否確認サービスの提供開始)
○アップル、App Storeで「防災関連アプリケーション」特集
アップルでは、App Store上で「防災関連アプリケーション」特集を掲載。LINEやTwitterなどの「コミュニケーション」、NHKネットラジオ、スマートニュースなどの「ニュース/天気」、Yahoo!防犯速報や安否検索などの「防災情報」、Yahoo!!地図や乗換案内などの「地図/交通」、日本全国AEDマップなどの「医学」、首相官邸アプリが入っている「その他」の6カテゴリーを紹介している。
(山本明日美)