衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会は、熊本県を震源とする大規模地震に政府が優先的に対応できるよう配慮し、15日の審議を取りやめた。写真は地震災害の状況報告をする安倍晋三首相(左)=同日午前、国会【時事通信社】
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 衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会は、熊本県を震源とする大規模地震に政府が優先的に対応できるよう配慮し、15日の審議を取りやめた。この日は同委で、安倍晋三首相による災害状況の報告のみ行った。衆院国土交通委員会なども同様に審議を見送った。TPP審議の再開は、18日となる。

 首相は状況報告に続き「委員会にはできる限り出席したいが、災害対応の緊急性に鑑み、必要に応じて離席することを認めていただきたい」と要請。西川公也委員長は首相の退席を認め、議事休憩を宣告した。