3月26日、27日と東京ビッグサイトで開催されたアニメ界最大級の展示会「AnimeJapan 2016」。そのCygamesブースで、両日に渡ってテレビアニメ『神撃のバハムート マナリアフレンズ』（以下『マナリアフレンズ』）のトークイベントが行なわれた。ここではそのうち、日笠陽子さん、福原綾香さん、羽多野渉さんが登場した26日の模様をレポートする。
【人気連載マンガ】アニマルサラリーマンたちの、シュールで、世知辛い、資本主義会社員デイズなショートコメディ♪
『マナリアフレンズ』は、2014年にアニメ化されたソーシャルゲーム『神撃のバハムート』のスピンオフ的な作品。ゲーム内で人気のイベントシリーズ「マナリア魔法学院」の世界観やキャラクターを活かした内容で、人・神・魔、3つの種族がともに魔法を学ぶ「マナリア魔法学院」が舞台となる。
イベントの冒頭では本作のプロデューサーを務めるCygamesの竹中氏が登場し、2016年4月の放送開始を目前に放送延期したことについて謝罪。「みなさんに楽しんでもらえる作品を、制作者一同、一生懸命作っておりますので心温かくお待ちください」とのことで、新たな放送時期に関しては改めてアナウンスされる予定だ。
イベント本編は3人が演じるキャラクターの話から。日笠さん演じるアンはマナリア王国の王女、福原さん演じるグレアは竜と人のハーフ、羽多野さん演じるオーウェンはアンの護衛をする騎士と、基本的にはゲームと同じ。しかし「アニメでは“グレア好き度”が増している」（日笠さん）、「三枚目なところも多いゲームに比べてかっこよくなった。おかげで台詞が少なくなったのでもっと喋ってほしい（笑）」（羽多野さん）とアニメ版ではキャラクターにアレンジも入っているようで、その違いも楽しめそうだ。
続いて、マナリア“フレンズ”ということで、3人により仲良くなってもらうためのクイズコーナー「私が問題です！」がスタート。3人をテーマにしたクイズを通じて、テーマとなった人の回答を残るふたりが当てる、というルールだ。
特に盛り上がったのが2問目の「福原さんが使えたらいいなと思っている魔法は？」。「起きた瞬間にクリアボイス」（羽多野さん）、「アイドルのシンデレラ的なグループのセンターになれる」（日笠さん）という予想に反して、福原さんの回答は「おっちょこちょいを直す」。どうやら福原さんはかなり慌てん坊なようで、海外で仕事をするのにパスポートを忘れたエピソードを明かし、出演者も会場に集まったファンも驚愕させていた。
3問目「羽多野さんの学生時代、やっておけばよかったことは？」という問題に、羽多野さんの答えは「屋上で強気な女性の先輩に声をかけられる」。授業を抜けだして屋上で「いい風だな～」とやっていると上から先輩女子に「あんた、授業をサボるなんて悪い子ね」みたいなことを言わる……というイベントがなかったのが悔しかったそうだが、コア過ぎる回答に女性陣は引き気味？ このコーナーによって、羽多野さんとふたりの間には少し距離が生まれたようだ。（笑）
現在『マナリアフレンズ』とカラオケDAMが提携して声優オーディションを開催中のため、イベントのラストはその実演を3人がすることに。日笠さんはアン、福原さんはグレア、そして羽多野さんは学院の女教師ミランダを担当し、演技開始。しかし女教師ミランダは本来の井上喜久子さんの担当。羽多野さんによるおネエ系演技の連発に会場は爆笑に包まれて、『マナリアフレンズ』初のイベントは終了した。
取材・文＝はるのおと