以前は国内キャリアからも端末がリリースされていたモトローラ。レノボ傘下になってからは「Nexus 6」こそ国内でも販売されたものの、影が薄い感は否めない。
一方で、“アメリカン”な独特のデザインには根強い人気があるブランドだけに、SIMフリー機という形で国内でも入手可能になcったのはうれしいところ。今回は5.5型の「Moto X Play」を写真中心で見ていこう。
レノボ傘下となり“Moto”ブランドで展開するモトローラスマホ。今回は「Moto X Play」をチェック!
スペック的にはミドルハイ主なスペックは、フルHD解像度の5.5型液晶、オクタコアのSnapdragon 615(1.7GHz)、2GBメモリー、16GBストレージなどミドルハイクラス。厚みが8.9~10.9mmと防水非対応にも関わらず分厚いが、そのぶんバッテリー容量は3630mAh。リアのカメラは21メガだ。
背面は滑りにくい素材を採用。頑丈そうな見た目も加わり、カバー無しで使いたくなる。カメラは21メガでデュアルLEDフラッシュを搭載する
側面をはじめ、全体的なデザインはかなり押し出しが強い印象。これがモトローラらしい
メインのキーはディスプレー表示型。背面パネルは外れるが、バッテリーの交換は不可。
SIMスロットは1つでnanoSIMを2つ搭載できる仕様。このスロットの反対側にはmicroSDカードも装着できる
また、OSは一足先にAndroid 6.0を搭載。素のAndroidに近く、その点を逆に魅力に感じる人も多いはず。ネットワークでは、ドコモXiの3周波数に加えて、TD-LTE(バンド38/40/41)も利用可能。ドコモ/ソフトバンクのSIMで不満なく使える。
ホームUIなどはほぼ素のAndroid 6.0。CPUは高速側が1.7GHzで、Snapdragon 615搭載スマホの中ではワンランク処理性能が高い
全体的なデザインはNexus 6に比較的近い。押し出しの強い側面に丸みを帯びた背面。その背面には滑りにくい素材を採用している。マッシブで頑丈そうな見た目ながら、同時に実用性重視な部分もあるのが、モトローラらしさというか、イマドキのスマホとの明白な違いを感じる要素だ。
6型のNexus 6(左)と比べると、さすがに一回り小さい
側面のデザインなどはNexus 6と似ている
価格は4万7736円とスペックを考えると若干高め。とはいえ、モトローラファンなら注目の1台なのは間違いない。
モトローラファンなら絶対に気になる1台。ワガママを言うなら、“M”のロゴがもっと大きければ良かった!
Motorola Mobility「Moto X Play」の主なスペック
ディスプレー
5.5型液晶
画面解像度
1080×1920ドット
サイズ
75×148×8.9~10.9mm
重量
169g
CPU
Snapdragon 615 1.7GHz+1GHz
(オクタコア)
メモリー
2GB
ストレージ
16GB
外部ストレージ
microSDXC(最大128GB)
OS
Android 6.0
対応ネットワーク
LTE:1/3/5/7/8/19/20/28/38/40/41
W-CDMA:1/2/5/6/8/9/19
4バンドGSM
カメラ画素数
リア:21メガ/イン:5メガ
バッテリー容量
3630mAh
防水/防塵
×/×
指紋センサー
×
SIM形状
nanoSIM×2
カラバリ
ブラック、ホワイト
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