「食べすぎ」が早死にのリスクであるとし、日本国民の健康に警鐘を鳴らす『日本人はもう55歳まで生きられない 少食が健康長寿のコツ』が2016年3月26日(土)に発売された。
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世界屈指の長寿大国である日本だが、決して誰もが長生きできるわけではない。医師数は約31万人になり、ガンに対する研究や治療法は格段に進歩したとされているのに、2015年のガン死者数は36万人を越えている。また、1945年の終戦直後は数百人しかいなかった糖尿病患者も、今や予備軍を含めて2,000万人以上に激増。現在1年間に医療費40兆円超が費やされ、医師たちも過酷な労働に耐えて懸命な治療をしているのに、このような状況だ。
さらに、親よりも子が先に亡くなる「逆さ仏」現象が起こっているという。著者の見解では、「早死に」「逆さ仏」現象は今後着実に増加するという。また「不妊症」に至っては、今や6組に1組のカップルが悩んでいると言われているため、人口減少から日本の国力が加速的に減衰していくことは免れないと語る。
そうしたガン・糖尿病・不妊症の増加の最大要因が「食べすぎ」。そのメカニズムと解決策、健康になるためのアドバイスと実践方法を公開するのが同書だ。「早死に」のリスクを減らし、「逆さ仏」現象を食い止める方法を伝授する。
■『日本人はもう55歳まで生きられない 少食が健康長寿のコツ』
石原結實(いしはら・ゆうみ)
※掲載内容は変更になる場合があります。