気象庁は17日、熊本県を中心に相次いでいる地震について、同県熊本地方の南西側で16日から地震が増加傾向にあると発表した。これまでは北東側で多く発生していた。記者会見した青木元・地震津波監視課長は「やや小さい活動が見えている」と述べ、警戒を呼び掛けた。

 気象庁によると、地震は日奈久断層帯に沿って発生している。青木課長は「どう広がっていくかは予想できない」と述べた上で、16日未明に起きたマグニチュード(M)7.3の地震が影響している可能性があるとの見方を示した。 

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