ボランティア自粛呼び掛け=余震続き活動困難―全社協

 全国社会福祉協議会(全社協)は16日、熊本県で同日未明に発生した地震やその後の余震で家屋倒壊などの被害が拡大しているとして、現時点でのボランティア活動は自粛するようホームページで呼び掛けた。

 余震や強い雨で二次災害の恐れがあるほか、緊急支援車両用の道路確保が重要と説明。「被災地ではボランティアの受け入れや活動は非常に困難な状況にある」とした。

 熊本市社会福祉協議会も、同日に設ける予定だった「災害ボランティアセンター」の開設延期を決定。ボランティアが現地に入れる状況になれば改めて告知するとした。