人気アイドルグループ・乃木坂46の後輩で、6日にCDデビューを飾った欅坂46が17日午前、千葉・幕張メッセで自身初の全国握手会イベントをスタートさせた。のべ1万人の動員が見込まれていることを知らされたメンバーは「1万人…すごい…」と口元を押さえ、目を丸くした。
イベント冒頭のミニライブ後、メンバーが取材に応じ、フロントメンバーの今泉佑唯（17）は「こんなにたくさんきてくださると思っていなかったので、うれしい気持ちもあるんですけど緊張しすぎてしまって足がガクガクでした」と苦笑い。センターの平手友梨奈（14）は「すごく緊張したんですけど、皆さんが温かくて、緊張がほぐれて楽しかったです」と笑顔を見せた。
この後始まる握手会に向け「爪をきれいに整えてきました」（小林由依・16）、「1週間前からハンドクリームを塗りました」（鈴本美愉・18）としっかり準備してきたことをアピール。菅井友香（20）は「初めてちゃんとネイルのお店に行ったんですけど、今週の火曜日くらいに行ったのでもうはがれちゃって。自分でやり直してきました」と張り切り、「佐藤詩織（19）と同じレーンで、2人とも大学生で年長メンバーなので、他とは違う大人っぽさとか色気とかでおもてなしできたら」と年少メンバーに対抗していた。
欅坂46は、4月6日に発売されたデビュー曲「サイレントマジョリティー」がオリコン週間1位を獲得。しかも、デビューシングルとしては女性アーティスト歴代1位の初週売上26万1580枚を記録し、YouTubeで公開されたミュージックビデオの再生回数は1ヶ月で500万回を突破するなど大きな話題を呼んでいる。
平手は「この結果は私たちの実力ではなく、スタッフさんや先輩の乃木坂46さんのおかげでもあるので、私たちに関わってくださった皆さんに感謝をしながら、坂を上っていきたい。素直にうれしい気持ちは受け取って、でも、ここで甘えてちゃいけないので、一つ一つ乗り越えていきたいと思います」と最年少ながらしっかりと受け答えした。