豊かな友だち関係は、人生をより楽しくしてくれるものです。しかし一方で、人間関係には「ほろ苦さ」や「つらさ」だって付き物ですよね。あなたは、友だちと思っていた人に利用されたり裏切られたりした経験はありますか? 社会人のみなさんの回答を、男女別の比較形式で紹介します。
・「会ったときにはすごく気を使ってくれたりしていたが陰では悪口ばかりだったのを知った」(31歳女性/情報・IT/技術職)
・「一番の親友に悪口を言われていた」(26歳女性/その他/営業職)
仲のいい友人が、実は自分を悪く言っているなんて……かなりショックですよね。相手としては、「本人には言えない」と思うからこそ、陰で言うのかもしれませんが、逆効果です。もう友だちではいられないでしょう。
・「自分の都合でドタキャンする。私との約束が先約でも本人にとっての楽しさが優先される」(31歳女性/金融・証券/事務系専門職)
「一緒に出掛ける約束をしていたのにドタキャンして男と遊んでた」(29歳女性/ソフトウェア/技術職)
陰口と共に多かったのが、ドタキャンに関する意見です。約束したのにすっぽかされたら、信頼度は急降下! 「私ってその程度だったんだ」と、悲しくなってしまいます。
・「私に彼氏ができたとたんに、友だちがものすごく冷たくなって、私の悪口をすごく言われた。本性って怖いなって思った」(31歳女性/建設・土木/事務系専門職)
・「自分に彼氏ができたり、仕事が得られたら、音信不通にされた」(32歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「相手の好きだった人と付き合ったら、妨害工作をされ、別れさせられた。その友だちにとって仲のいい別の友だちと結託して、自分がいじめの対象にされた」(29歳女性/機械・精密機器/技術職)
女性同士ならうまくいっても、そこに異性の影がちらつくと、相手を裏切ってしまう女性もいるようです。特に恋愛を重視しがちな女性にとっては、「むしろ裏切ったのはそっちの方」という感覚なのかもしれませんね。
・「口が軽い友人に、『この女の子のことは、絶対誰にも公の場でもう言うなよ』と言ったのに、すぐに別の友人の前で、笑いながらネタ話にされ裏切られました」(25歳男性/小売店/販売職・サービス系)
友だちとしては、ちょっとしたネタ披露のつもりだったのでしょう。とはいえ、されたほうにとっては大問題です。友だち関係を続けるなら、きちんと線引きをした方が良さそうです。
・「高い育毛剤を買わされた」(28歳男性/金融・証券/専門職)
・「お金を返されなかった」(29歳男性/医療・福祉/事務系専門職)
友だちだと思っていたのに……お金がらみの裏切りもチラホラ。相手としては、「これくらい大丈夫だろう」という軽い気持ちなのでしょうね。早めに縁を切って正解かも?
・「付き合っていた女性が友人と浮気をした」(32歳男性/マスコミ・広告/事務系専門職)
・「利用されたとまでは言えないが、合コンのセッティングをよく頼まれること」(32歳男性/学校・教育関連/専門職)
異性がかかわるとトラブルが増えるのは、男性の友だち関係でも同じことのようです。こんな裏切りを経験すると、自然と恋愛にも臆病になってしまいそうですね。
信じていた友だちに裏切られるのは、本当につらいことです。しかし男女ともに、「そんな経験がある!」と答えた方は少なくありませんでした。女性同士は「悪口」、そして男性同士は「お金」に関する裏切りに注意! さらにどちらも「異性」にかかわる問題には、慎重に対応した方が良さそうですね。
(ファナティック)
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※マイナビウーマン調べ(2016年3月にWebアンケート。有効回答数385件。22歳~39歳の社会人男性・女性)