ホッフェンハイム戦に先発出場したFW原口元気 [写真]=Bongarts/Getty Images
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 ブンデスリーガ第30節が16日に行われ、ホッフェンハイムと日本代表FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンが対戦した。原口は5試合連続の先発出場となった。  チャンピオンズリーグ出場権獲得圏内の3位につけるヘルタだが、ここ2試合白星から遠ざかっている。今節は14位に沈むホッフェンハイムのホームに乗り込んでの一戦。4位のレヴァークーゼンが勝ち点差1に迫っているため、3試合ぶりの白星を挙げておきたいところ。対して、ブンデス史上最年少指揮官のユリアン・ナーゲルスマン監督(28歳)が率いるホッフェンハイムは、ここ4試合で3勝1分無敗と調子を上げてきている。  試合は26分に動く。左CKを得たヘルタは、マルヴィン・プラッテンハルトが中央へボールを送る。ニアサイドで味方がすらし、中央のニクラス・シュタークが頭で押し込んで先制点を奪った。だが33分、ホッフェンハイムが試合を振り出しに戻す。右サイドで得たFKで、ナディエム・アミリが精度の高いクロスを供給。それにファーサイドのファビアン・シェアがヘディングで合わせて、ゴールネットを揺らした。前半は1-1で折り返す。  後半に入って71分、エリア手前中央でFKを得たホッフェンハイムは、アミリが直接ゴール右上隅を狙ったシュートを放つが、スピードが足りずGKルネ・ヤーステインにキャッチされた。79分には、マルク・ウートの仕掛けから、こぼれ球に反応したアミリがエリア内右からダイレクトでシュートを放つが、わずかに枠の左に外れた。  すると85分、チャンスを作っていたホッフェンハイムが逆転に成功する。右CKから、アミリのボールにニクラス・ズーレが頭で合わせるが、シュートは枠を捉えられない。だが、詰めていたウートが反応し、ダイビングヘッドで合わせてネットを揺らした。  ヘルタは88分、原口を下げてアレクサンダー・バウムヨハンを投入し、同点ゴールを狙う。だが、試合はこのままタイムアップを迎え、ヘルタは1-2の逆転負け。3試合勝利なしで、今節レヴァークーゼンが勝利したため、4位後退となった。  ホッフェンハイムは次節、24日にアウェーでボルシアMGと対戦。ヘルタは20日にDFBポカール準決勝で日本代表MF香川真司の所属するドルトムントを、23日にリーグ第31節でバイエルンをホームに迎える。 【スコア】 ホッフェンハイム 2-1 ヘルタ・ベルリン 【得点者】 0-1 26分 ニクラス・シュターク(ヘルタ・ベルリン) 1-1 33分 ファビアン・シェア(ホッフェンハイム) 2-1 85分 マルク・ウート(ホッフェンハイム) 【関連記事】 【ブンデスリーガ日程】ブンデスリーガ試合日程・結果はこちら 【ブンデスリーガ順位表】最新のブンデスリーガ順位表はこちら 本田圭佑、被災者へ「決して1人じゃない」…自粛ムードには「間違っている」 夏にハノーファー清武の争奪戦勃発?…ポイントは約8億円の移籍金か Jリーグで増え続ける外国人GK…彼らの存在は日本サッカーにとってプラスなのかマイナスなのか?(サッカーキング・オピニオン)