フェリー2隻、宿泊先に=避難者支援で920人分―国交相
石井啓一国土交通相は17日、熊本県を中心とした地震で自宅から避難している住民を支援するため、フェリーに宿泊してもらう準備を進めていることを明らかにした。首相官邸で記者団に「『ホテルシップ』ということで今、フェリー2隻、計920人分を用意している」と述べた。
また、避難者の応急仮設住宅とするため、民間の賃貸住宅を借り上げる考えを表明。「熊本県内では、1500戸で調整している」と語った。
フェリー2隻は熊本港に停泊させる予定。国交省はこれらに加え、避難者の受け入れ先として熊本県内の旅館やホテル計107施設に、約5000人分の部屋を既に確保している。