「週刊少年ジャンプ」(集英社)で約1年8カ月にわたり休載となっていた冨樫義博さんの人気マンガ「HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)」が、18日発売の同誌20号で連載を再開した。25日発売の次号(21・22合併号)告知ページにも、目玉作品の一つとしてイラスト付きで掲載される。
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連載再開の第350話「王子」の扉絵は、主要キャラクターのクラピカが表紙を飾り、「禁忌(タブー)に挑む暗黒大陸」「連載再開センターカラー」の文字が掲載されている。また雑誌の表紙にも「連載再開」と作品の文字が2カ所あり、イラストと共に掲載されている。
冨樫さんはこれまでも数回の休載をはさんでおり、今回は「蟻編」に続く「選挙編」を終え、新章「暗黒大陸編」に突入したばかりの12年3月から休止し、14年6月2日発売の同誌27号で約2年3カ月ぶりに連載をいったん再開していたが、再び同37・38合併号から冨樫さん腰痛のため再開時期が未定となり、同9月8日発売の41号では「なるべく早い再開を目指し、治療と準備を進めています」と発表されていた。
「ハンター×ハンター」は、幼いころに別れた父と同じプロハンターになるため故郷を旅立った少年、ゴン・フリークスが、暗殺一家に育ったキルアら仲間たちとともに、冒険を繰り広げる姿を描いている。1998年から「週刊少年ジャンプ」で連載を開始。99年に一度テレビアニメ化され、スタッフ、キャストを一新した2回目のアニメ版が2011〜14年に日本テレビで放送された。