世のなかには、右利きのひともいれば、左利きのひとも当然います。そしてなかには、両利きというひとも。もともとは左利きだったけれど、子どもの頃に親に直されたという経験があるひともいるでしょう。
ですが、一般的には右利きが多く、左利きはわずか1割といわれます。多数派である右利きのひとにとっては、少数派であるところの左利きのひとの気持ちって、実はあまりわからないものですよね。
そんななか、ゼブラが全国の左利きの104名に、左利きの悩みの実態についてアンケート調査をおこなっています。
するとあきらかになった、左利きの損得。
いったい、どんなことが得で、どんなことが損だと思いますか。
調査結果をもとに、くわしく紹介します。
■左利きでよかったことでは、さっそく左利きでよかったことはなんなのか、みてみましょう。
1位:個性的と思われる(38%)
2位:スポーツで有利(33%)
3位:センスが良さそうにみえる(25%)
4位:頭が良さそうにみえる(24%)
5位:少数派なので目立つ(21%)
調査の結果をみる限り、左利きでよかったことは、「スポーツで有利」というくらい。
一番多かったのが「個性的と思われる」、その他も「センスがよさそう」「頭がよさそう」などイメージ先行のものがほとんどで、実得はあまりないようです。
■左利きで損なことでは、反対に左利きで損なことはなんでしょうか。
1位:はさみやカッターが使いにくい(58%)
2位:食事で左隣と腕がぶつかる(43%)
3位:お玉でスープがすくいづらい(38%)
4位:自動改札がタッチしにくい(32%)
5位:ペンで手書きしにくい(24%)
ここに挙がっているのは、左利きのひとならわかる“あるある”ばかりなのでしょうね。
たまに、自動改札でタッチしづらそうにしているひとや、左利きゆえにインクが乾く前にそでについちゃって、カフスあたりにインク染みをつけているビジネスパーソンなどを見かけますが、左利きのひとにとっては笑いごとじゃないのです。
右利きのひとには実感にくいですが、きっと深刻な悩みなのでしょう。
いかがですか。
もし彼氏や意中の男性が左利きだったら、代わりにはさみやカッターを使ってあげるとか、食事の時には右側に座ってあげるなどの配慮をすれば、一緒にいて心地が良い、気の利く女子だと思ってもらえるかもしれません。
ささいなことですが、左利きの男性に対するアプローチとしては、案外大事なのかもしれませんよ。