アニメ化・舞台化もされたゲーム「ダンガンロンパ」シリーズの重要キャラクター・モノクマの新声優に、「ちびまる子ちゃん」のまる子役などで知られているTARAKOが決定したことがスパイク・チュンソフトから発表された。これまで同役の声を務めてきた大山のぶ代は、オフィシャルサイトで「TARAKOさん、どうぞよろしくお願いいたします。モノクマはとってもかわいい良い子だから、大切にしてあげてね」とコメントを寄せている。
サイトでは、声優・TARAKOによるモノクマの映像も披露。公開されているボイスメッセージでTARAKOは、「しゃべっていることは無邪気なのに、毒があってということで、どうやって演じていこうか考えて、とても楽しみです。わたしの中のブラックTARAKOを出したいと思います」と意気込みを明かしている。
TARAKO版のモノクマは、6月より上演される舞台「ダンガンロンパTHE STAGE ~希望の学園と絶望高校生~2016」から登場する予定で、舞台では新録した音声が披露されるという。7月放送予定のテレビアニメ「ダンガンロンパ3-The End of 希望ケ峰学園-」、今年発売予定のPlayStation4/PlayStationVitaソフト「ニューダンガンロンパV3みんなのコロシアイ新学期」でも彼女が同役の声を務めることが明かされている。
スパイク・チュンソフトの寺澤善徳ゼネラルプロデューサーは、この交代について「“モノクマ”というキャラクターそのものが変わるということではありません」と断言。「シリーズを長きにわたり支えてくださった大山のぶ代さん演じる“モノクマ”。それを大切にしながら絆ぐ形となるよう、TARAKOさん演じる“モノクマ”を僕らスタッフが全力で協力していきます」と語っている。(編集部・井本早紀)
舞台「ダンガンロンパ THE STAGE ~希望の学園と絶望の高校生~2016」はZeppブルーシアター六本木(東京)で6月16日~26日まで、東海市芸術劇場(愛知)で7月1日・2日、サンケイホールブリーゼ(大阪)で7月7日~10日、横浜・関内ホール(神奈川)で7月14日~16日に上演