SMAPの稲垣吾郎が19日、テレビ朝日で行われたドラマ「不機嫌な果実」制作発表記者会見に栗山千明、市原隼人、高梨臨、橋本マナミ、成宮寛貴、原作者の林真理子と共に出席し、“恋人にしたい人”として橋本を選んだ稲垣が「付き合っちゃおうか」と告白する一幕があった。
林による傑作不倫小説「不機嫌な果実」が原作。約20年ぶりに連続ドラマとして復活する本作は、夫から女として見てもらえなくなり、不倫への道に走る水越麻也子（栗山）を中心に描かれる泥沼恋愛劇だ。
麻也子の夫で、妻に女を感じることができない神経質で潔癖症の母親好きを務める稲垣は、自身の役どころについて「脚本読んだときに最初は情熱的なピアニストの役かなと思って。もしかして、イケメンプレイボーイの役なのかなとも。まさかのマザコンダメ男の旦那の役で……」と驚いたと明かす。
だが、司会者からドラマ名にちなみ逆にご機嫌だったエピソードを聞かれると稲垣は、「僕は今非常に不機嫌です。横に妻（栗山）がいるのに、成宮くんと2人でラブシーンやりあっているとか。旦那を目の前にして」としっかり役に入りこんだ様子で、嫉妬心をのぞかせる場面もあった。
出演者の中で結婚したい人、恋人にしたい人、友達にしたい人をそれぞれ選ぶという展開になると、稲垣は橋本を恋人にしたい人に挙げ、対する橋本も稲垣の名を挙げた。この相思相愛に、稲垣は「付き合っちゃおうか」とまさかの告白。そんな中、成宮が林の名前を挙げると、稲垣は「僕も林さんですよ、基本は全部」とすかさず反応。「ずるいんですよ、この人（成宮）」と突っ込みを入れていた。さらに、稲垣は成宮に負けじと、林に向けて「付き合っちゃおうか」と橋本に続き2度目の告白をしていた。（取材・文：鈴木唯）
金曜ナイトドラマ「不機嫌な果実」はテレビ朝日系にて4月29日よる11時15分放送開始