手相とは、手のひらに入った筋や、肉づき、皺などで性格や運命を読み解く占いのことです。手のひらだけでなく、爪の形や指の長さ、手の形、指紋などを見ることもあります。
手相というと手のひらの線だけを見るものと思う人も多いかもしれませんが、実は手の大きさや幅、肉付きなども見て判断することが大切なのです。
そこで今回は、手相において重要な線のひとつ・結婚線から、どんなタイプの結婚になるかについてご紹介していきます。
この手相の持ち主は、ラブラブな新婚気分を2回経験できるとされます。小指の付け根と感情線の間を3等分するような位置に、2本の結婚線がくっきり、しかも両手に出ている場合は、ラブラブの甘い新婚気分を2度味わうことができる暗示。
ただし、必ずしも初婚で離婚し再婚するという意味ではありません。結婚してしばらく経ってから、冷え切っていた関係が再燃焼するということもあります。
この手相の持ち主は、結婚の機会や幸せに恵まれにくいかもしれません。2本の結婚線が上下に交差している手相は、結婚が不幸に終わる可能性があることを示しています。男性の場合は、女性に対して不平不満が募り、味気ない夫婦生活を送りがち。離婚に至ることも。
女性の場合は、なかなか結婚のチャンスに恵まれず晩婚になるおそれが。たとえ結婚したとしても、パートナーに先立たれるなどで寂しい思いをすることも。気持ちの切り替えを意識して。
この手相は、不倫の恋愛をしているときにあらわれやすいと言われます。結婚線のすぐそばに短く細い線があるのは、妻や夫以外の相手を好きになっている人が多いようです。
結婚していない人にこの線が出ている場合は、不倫や浮気中であるかもしれません。とても細い線なので注意深く見ないとわかりにくいでょう。
また、極端に情緒不安定になっているときにも、出てくるとされています。
この手相の持ち主は、異性の友人が多い反面、注意が必要な傾向が。結婚線の長さは小指の幅くらいが標準とされます。それよりも短い線が不規則にいくつも刻まれているのは、異性の友人が多いことを意味しています。
男性の場合は女性にとても親切ですが、深入りして損をしがち。女性の場合は社交的で接客業に向きますが、トラブルを起こす可能性があります。短い線の中に長い線があらわれていれば、それが結婚線です。
手相は奥が深く、その歴史はおよそ3000年前から5000年前の古代インドという説が有力です。古代インドで始まった手相は、仏教とともに中国に伝わり、そこで易学(えきがく)を取り入れ発達し 平安時代の日本にもたらされました。最近では、手のひらに吉相となるようなシワを書く開運法もあるようです。
しかし、いずれにせよ自分の人生が刻まれた線であることは確かと言えるでしょう。誰もが持つ手、あなたも自分の手の神秘を解読してみてはいかがでしょう。(脇田尚揮/ライター)
(ハウコレ編集部)