世界中に愛好者がいる「クトゥルー(クトゥルフ)」をテーマに、狂気に染まって“邪神”を降臨させようとする邪悪なプレイヤーと、邪神の脅威に対抗しようとするプレイヤーによる壮絶な死闘が繰り広げられるカードゲーム「邪神がこの中にいる!」が登場しました。
2016年5月5日に東京ビッグサイトで開催されるアナログゲームのイベント「ゲームマーケット2016春」に参加するサークル「AHC/居眠りの街」のブース・J23-24にて頒布される予定。価格は未定。
推奨プレイ人数は5〜6名、対応人数は4名〜8名まで。
プレイヤーは異なる特性とスキルを持つ「探索者カード(キャラクター)」と、他プレイヤーに決して見られてはいけないSAN値の情報が記された「狂気度カード」を持ってゲームスタート。
有名なアナログゲーム「人狼」に代表される「正体隠匿型」のカードゲームとなっており、相手の狂気度を探ることができる「調査カード」、さまざまな効果を持つ「アイテム」を使って、プレイヤーたちの中に紛れ込んでいる「邪神」を降臨させようとする邪悪なプレイヤーを見つけ出し、妨害するといったプレイを楽しめます。
最終的に最も狂気度が高いプレイヤーが“邪神”となって、他プレイヤーとの総力戦を繰り広げることになり、邪神と人類のどちらが勝つかで、勝敗が決します。邪神が降臨するシーンになるまで、誰が邪悪なプレイヤーなのかは確定しないため、「ヤツが邪神だと思っていたら、自分が邪神だった」「邪神と戦っていたつもりが、仲間のプレイヤーだった」など、必ずしも想定通りに展開が進むわけではないので、緊張感のあるプレイが何度でも楽しめるそうですよ。
個人的には、邪神になりたがっている教信者が集まって、「俺が邪神になるんだよ!」「いや俺だ!」「俺が!」と競い合っているようにも感じられて、ちょっぴりほっこりしてしまいます。
ゲムマ会場では体験プレイができるスペースも用意されるそうなので、「ゲームマーケット2016春」に参加するクトゥルフ好きな人は要チェックですよ。