米アップルは19日、12インチRetinaディスプレイを搭載する新型MacBookを発売した。既に同社のオンラインストア上で販売が行われており、Core m7にCPUをアップグレード出来るカスタマイズモデルも指定することができる。
新型MacBookでは、新色として「ローズゴールド」色が追加され、iPhoneシリーズと同様のカラー展開になっている。CPUはインテルのSkylake世代のCore mプロセッサを搭載。下位モデルでは256GBのメモリストレージに1.1GHz駆動(TB時2.2GHz)のCore m3プロセッサを搭載。上位モデルでは512GBのメモリストレージに1.2GHz駆動(TB時2.7GHz)のCore m5プロセッサを搭載している。
カスタマイズでは1.3GHz駆動(TB時3.1GHz駆動)のCore m7プロセッサを選択することができ、下位モデルでもCPUをカスタマイズすることでメモリストレージの容量以外では上位モデルとの差異を無くすことができる。なお、CPUカスタマイズの費用は下位モデルが3万円、上位モデルが1万8000円(いずれも税別)と異なる。旧モデルと同様にJISが標準キーボードとなり、カスタマイズでUS配列を選択することも可能。
メインメモリは上位・下位共通で8GBのLPDDR3(1,886MHz駆動)を搭載(※カスタマイズ不可)。ディスプレイは従来と変わらず2304×1440ドット表示に対応した12インチのRetinaディスプレイとなる。USB Type-Cポート1基を搭載している点には変わりなく、その他、Bluetooth 4.0、802.11 a/b/g/n/ac対応。
なお、バッテリー駆動時間が延びており最大駆動時間は約11時間。無線LANを利用したインターネットを使用している環境下では約10時間となる。いずれも前モデルより1時間延びているのが特徴。重量は約920gで前モデルと変更はない。
[Apple]