アトレティコ・マドリードに所属するスロヴェニア代表GKヤン・オブラクが、今シーズンの無失点試合数を21に伸ばした。21日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。 20日に行われたリーガ・エスパニョーラ第34節で、アトレティコ・マドリードはアスレティック・ビルバオに1－0の完封勝利を収めた。同試合を無失点に抑えたことで、オブラクはリーグ戦でのクリーンシート数を21に伸ばした。 無失点試合数21は、前守護神で現在はチェルシーに所属するベルギー代表GKティボー・クルトワが2012－13シーズンと、2013－14シーズンの2年連続で樹立した20試合の記録を上回り、クラブ史上最高の成績となる。 また、オブラクはリーグ戦での1試合平均失点数が現時点で0.47を記録しており、この数字も1993－94シーズンにデポルティーボのゴールを守ったパコ・リアーニョ氏の成績と並ぶ歴代最高記録である。 現在23歳の同選手は、母国スロヴェニアでプロキャリアをスタート。その後ベンフィカなどを経て、2014年7月に移籍金1600万ユーロ（約21億円）の6年契約でアトレティコ・マドリードへ加入した。 今シーズン、リーグ最少失点を誇るチームを支えるオブラク。逆転でのリーグタイトル獲得に向けて、今後の更なる活躍に期待が寄せられる。 【関連記事】 ●レアル、C・ロナと今季中に契約延長か？…年俸は“天文学的”との報道も ●批判浴びるネイマール、ファンの評価が下降線？…6割以上が売却希望 ●ファルカオ、MLSを称賛もヨーロッパに執着「欧州のリーグでもっと戦う」 ●クロップ、香川同僚の17歳MFプリシッチに熱視線…来季以降に獲得か リオ五輪のグループリーグ初戦で戦うU－23ナイジェリア代表ってどのくらい強いの？（サッカーキング・オピニオン）