【ロサンゼルス時事】太陽電池だけで世界一周飛行に挑んでいるスイスの飛行機「ソーラー・インパルス2」が21日、米ハワイ州オアフ島の空港を飛び立った。次の経由地となる米西海岸に向け、約62時間飛行する。
西海岸の着陸場所はサンフランシスコ近郊の空港を予定。その後、米中部を経由してニューヨークに向かい、大西洋横断に挑戦する。同機は昨年3月、アラブ首長国連邦(UAE)から東回りで世界一周をスタート。同年6月、中国からハワイに向かう途中、天候不良のため愛知県営名古屋空港(同県豊山町)に緊急着陸した。