プリンスは死の数日前、薬物過剰摂取に対する治療を受けていたようだ。
4月21日(木)、ペイズリー・パークの自宅兼スタジオのエレベーター内で死亡しているところを発見される前、今月15日にプリンスはプライベートジェットでの飛行中にインフルエンザが悪化したことにより病院へと搬送されたと、複数の関係者が米ゴシップサイト・TMZに伝えたと報じられていたが、その真相は全く違うものだった。アトランタ公演からミネソタ州の自宅まで帰る途中、到着まであと48分という距離で緊急着陸となり、病院搬送されていたが、その際に医師団からアヘン剤の効果を抑える「セーブショット」が投与されていたという。
プリンスは医師たちから「病院で24時間安静にするように」と言われていたが、個室の確保が出来なかったために、その後また自宅へとプライベートジェットで向かったと前述の関係者たちはTMZに話していた。
また、ほかの情報筋は、病院を去ったときのプリンスの体調は思わしくなかったと語っている。
プリンスの正式な死因についてはまだ明らかになっていないが、ミネソタ警察当局は、調査を進めるにあたって、その病院での記録を参考にしたいと考えているようだ。
プリンスの代理人はこれらの主張に対してまだ正式コメントを出していない。