リヴァプールに所属するフランス代表DFママドゥ・サコが最長2年間の出場停止に追い込まれる可能性があるようだ。23日付のイギリス紙『デイリーミラー』が報じている。 サコは3月17日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦セカンドレグのマンチェスター・U戦後のドーピング検査で陽性反応が出たとして、UEFA(欧州サッカー連盟)よりルール違反の疑いを指摘されていた。 同紙によれば、サコから検出されたのは禁止されている脂肪燃焼剤。2013年9月にFIFA(国際サッカー連盟)が、これらの燃焼剤の服用の危険性について警告していた。 現在、サコの2つ目のサンプルが調査の対象となっており、このテストでも違反物質が検出された場合、ドーピング違反が確定する模様だ。 UEFAから言い渡される出場停止処分は最長で2年間。これまでの類似する事例から考えると6カ月から1年ほどの間、プレーできなくなる可能性が高い。同様の処分が下された場合、プレミアリーグやELはもちろん、同選手にとって母国開催となるユーロ2016への出場も不可能になる。 なお、この件によりリヴァプールが準決勝まで進出しているELから敗退する可能性はないという。