【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は24日、金正恩第1書記が立ち会う中、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験に成功したと伝えた。

 韓国軍は、23日の北朝鮮のSLBM発射は「飛距離が約30キロで、SLBMの最小限の射程300キロにはるかに及ばない水準」として、失敗した可能性を指摘。昨年12月の前回発射実験が失敗だったことも明らかにしている。ただ、昨年5月に北朝鮮が初めて発射実験を公表した際は、模擬弾を150メートル程度飛行させたと分析しており、それに比べると、実戦配備には遠いものの技術は進んでいるもようだ。