東京五輪エンブレムが「組市松紋」に決定 藍色の市松模様で粋な日本らしさを表現 | ニコニコニュース

東京五輪エンブレムが「組市松紋」に決定 藍色の市松模様で粋な日本らしさを表現
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東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は25日、新たな五輪エンブレムにA案「組市松紋」を選出した。「組市松紋」は、藍色の市松模様で粋な日本らしさを描いた作品。形の異なる3種類の四角形を組み合わせ、「多様性と調和」のメッセージが込められている。

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新エンブレムは、一般公募で集まった1万4599案から、A案「組市松紋」、B案「つなぐ輪、広がる和」、C案「超える人」、D案「晴れやかな顔、花咲」が最終候補に選ばれ、意見募集を受け付けていた。約11万の国民からの声を参考に、エンブレム委員会が議論と投票を行い「組市松紋」に決定した。

◇東京五輪エンブレム 組市松紋(くみいちまつもん)
歴史的に世界中で愛され、日本では江戸時代に「市松模様(いちまつもよう)」として広まったチェッカーデザインを、日本の伝統色である藍色で、粋な日本らしさを描いた。形の異なる3種類の四角形を組み合わせ、国や文化・思想などの違いを示す。違いはあってもそれらを超えてつながり合うデザインに、「多様性と調和」のメッセージを込め、オリンピック・パラリンピックが多様性を認め合い、つながる世界を目指す場であることを表した。