勤務先の認可外保育施設で幼児に虐待したとして、暴行罪に問われた保育士南木愛美被告(28)の判決が25日、東京地裁であった。寺尾亮裁判官は「卑劣な犯行」と述べ、懲役1年2月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
寺尾裁判官は「長時間の過酷な勤務で強いストレスにさらされていたとしても、はけ口として暴行に及ぶことは到底許されない」と指摘。一方で罪を認め、示談が成立していることなどから猶予が相当とした。