どんなに早寝をしても「朝起きられない」という悩みは、新生活の疲れが出るこの時期だからこそ多いかもしれません。何度もアラームを設定していても、目覚まし時計の音が全く聞こえないなんて経験……ありませんか?
けれども、アラームが鳴る前に、朝スッキリ目覚めることができる人がいるのも事実。この寝起きの差は、一体どこに秘密があるのでしょうか。
今回は、美容ライターの筆者が、朝の目覚めが変わるコツを4つご紹介します。
■1:ベッドでスマホはOFF夜のリラックスタイムにベッドでのんびりスマホをチェックしている人は要注意。暗い部屋で光が眩しい電子機器は、交感神経を刺激することで脳を興奮状態にしてしまいます。そうすると目が冴えて、余計に眠れなくなったり……。
ベッドに入った後はスマホは手から離し、脳を刺激しないようにしましょう。過去記事「まずは“3つのNG朝習慣”変えてみて!日中の元気に差が出るコツ」も参考に。
■2:寝起きは思いっきりカーテンを開けようたとえ目覚まし音でうっすら目覚めたとしても、怖いのが“二度寝”でしょう。それを防ぐためにも、朝起きたらまず最初にカーテンを全開にします。
太陽の光を浴びると、体内で朝の目覚めを促す働きをもつ“セロトニン”が分泌されます。これが体内時計を正しいリズムへ導いてくれるのです。
セロトニンの効果については、過去記事「あぁ…イタタ!季節の変わり目に起こる“頭痛対策”を薬剤師が指南」をチェック。
■3:朝は布団の中で軽いストレッチ寒い朝などは布団の中が暖かくて「出たくない」と思いがち。そんな時は布団の中で寝っ転がったまま、思いっきり“伸び”をしてみましょう。ただしいきなり足も勢いよく伸ばすと、こむら返りを起こす危険性があるので、軽く膝を立てて上半身だけで行います。
筋肉を軽く動かすことで、脳に刺激がいき体が活動モードにシフトします。また血液循環もよくなり、体全体がポカポカしだすので寒い朝にもぴったり。
■4:エアコンを起床時間の30分前にセット部屋自体が寒いと朝起きられない原因にも繋がりやすいです。そこで起床時間の30分前に、暖房が起動するようタイマーをセットしておきましょう。部屋と布団の中の寒暖差が和らぐことで起きやすくなります。
春は日中は汗ばむ陽気でも、朝晩の冷え込みは厳しいときも。環境を整え、快適な目覚めを得ましょう。
朝にスッキリ起きれるだけで、その日一日のテンションが上がりますよね。いつもより少し早く目が覚めれば、余裕も生まれるはず。ぜひ朝の時間を有効活用してみてください。