BIGLOBEはこのほど、「新社会人、若手社員のSNS/LINEに関する利用実態調査」を実施し結果を発表した。調査は3月18日~22日、20~25歳の新社会人252名、および20~25歳の若手社会人(社会人歴5年目まで)446名を対象に、インターネットで行われた。
○「上司とSNSでつながることに抵抗がある」は64%
はじめに、新社会人を対象に、「上司とFacebookなどのSNSやLINEなどのチャットでつながることに抵抗がありますか?」と質問したところ、64%が「抵抗を感じる」と回答した。
また、「上司からSNSやLINEで友達申請やID交換などが来たらどう思いますか?」という質問に対しても、「特にうれしくはないが、つながる(35%)」「本当は嫌だが、仕方がないのでつながる(27%)」「何とかしてつながらない方法を探す(17%)」など、実に8割近くが迷惑だと感じていることが判明。その割合は、男性よりも女性の方が高かった。
○上司とLINEでつながっている若手社員、5割
次に、入社5年目までの若手社員を対象に調査を実施。「プライベートで利用しているSNS/LINEについて、同僚や上司など社内の人とつながっていますか?」と質問したところ、LINEは「上司・同僚ともにつながっている」割合が最も高く48%。Facebookは、「上司・同僚ともにつながっている」と「同僚とだけつながっている」割合が同じ26%となった。
一方InstagramやTwitterでは、上司よりも「同僚とだけつながっている」割合が高く、上司とはつながりたくないが、同僚とならつながっても良いと考えている人が多かった。
また、上司とLINEでつながっていてやり取りをしたことがあると回答した若手社員211名に対し、上司と主にどのようなやりとりをしているのか教えてもらったところ、「業務連絡中心(52%)」や「業務連絡とプライベートのこと半々(41%)」という人が多く、「プライベート中心」はわずか8%だった。
○3割が上司からの友達申請の回避策アリ
若手社員を対象に、SNSやチャットで上司とつながりたくないと思ったときの回避策があるか聞いたところ、3割が回避策を持っていると回答。具体的な必殺技(回避策)をフリー回答で聞いたところ、「利用していないとウソをつく」、「別アカウントを作成する」、「鍵を掛ける、ブロックする」、「完全にわからない名前にする」、「未読無視。返信がないと言われても、最近LINE自体を見てないと嘘をつく」といった回答があがった。
(CHIGAKO)