米マイクロソフトは21日(現地時間)、2016会計年度第3四半期(1~3月)の収益報告を公開しました。
公開された資料によると、第3四半期におけるLumiaシリーズの販売台数は、前年同期比で73%減となる230万台に終わったとのことです。
今年1月末に発表された2016会計年度第2四半期の決算報告においては、同シリーズの販売台数が、前年同期比で57%減となる450万台にとどまったことが発表されましたが(過去記事)、次四半期においてその数字はさらに半減する結果となりました。
そのほか、第3四半期における “非マイクロソフト製” Windws Phone端末の販売台数は、前年同期比でおよそ36%減となる1570万台。Windows Phone事業からの収益は、前年同期比で47%減の6億6200万ドル(約740億円)を記録したとされています。
シェア縮小に歯止めがかからない印象の強いLumiaシリーズとWindows Phoneプラットフォームですが、既に先日には、今年度のマイクロソフトにとってモバイル事業の重要度が低いことが明言されているだけに(過去記事)、今後もしばらくは苦境が続くこととなりそうです。