プリンスのペイズリー・パークの自宅がミュージアムになるという。
4月21日(木)に57歳でこの世を去ったプリンスの自宅兼スタジオが、ミュージアムとしてファンに扉を開くことになると遺族が発表した。プリンスの義弟モーリス・フィリップスは英紙ザ・サンに次のように語っている。
「私たちはプリンスの思い出の場としてペイズリー・パークをミュージアムにするつもりです」
「ファンのための場所になります。プリンスにとってファンの皆さんが全てでした。この場は彼の遺産である彼の音楽を留めるところとなります」
「プリンスは常にプライベートを大事にする人間でしたが、彼の音楽は記憶に留めて欲しいと願っていたことでしょう」この言葉を裏付けるように、コラボレーターであり元恋人でもあったシーラ・Eはプリンスが生前、すでに自宅のミュージアム化を考えていたと「エンターテイメント・トゥナイト」に明かしていた。
「ペイズリーをプリンスが望んでいたかたちにしてくれることを願っているわ。彼はミュージアムにすることに取り掛かっていたの」
「彼はツアーからの記念品などの品々を集めて始めていたところだったの。私のドラムとか彼のバイクとかね」
「彼のアワードとかが飾られている廊下があるの。本人はそういうことにこだわらなかったんだけど、ファンは見たがるだろうと分かっていたから飾っていたのよ」
「それにその廊下は彼の写真が並んでいて、みんなが目にしたことのあるものもあれば、そうでないものもあるわ」
「それに彼が手を伸ばした姿の壁画があって、その手の片方はプリンスが影響を受けた人たちで、もう一方は私達みたいに一緒にプレーした人になっているの。すごく美しいのよ」