Fortuneは21日(現地時間)、今秋の登場が予測されている「iPhone 7」においては、メジャーモデルチェンジが果たされない可能性が、マーク・モスコウィッツ氏により指摘されたことを報じています。
モスコウィッツ氏は、世界的な国際金融グループの英Barclaysに所属するアナリスト。同氏は今回、次世代および次々世代iPhoneシリーズに関する情報を明らかにしました。
サプライチェーン筋が同氏に語ったところによると、iPhone 7シリーズにおいては “any must-have form factor change(絶対に手にしたくなるようなフォームファクターの変更)” は実現されず、むしろ「現行シリーズから順当に機能および性能向上を果たしたマイナーチェンジモデル」として登場する見込みとのことです。
ただし今回、3.5mmイヤホンジャックが廃止される可能性に関しては否定されませんでした。
一方、モスコウィッツ氏は、2017年登場予定の次々世代iPhoneに関する興味深い情報にも言及。
2017年のiPhoneは「iPhone 7s」ではなく「iPhone 8」として発表され、有機ELディスプレイとワイヤレス充電機能の搭載や、ホームボタンの廃止などを含む、フォームファクターの刷新が図られる見込みとのことです。
なお、現時点では情報の真偽をはっきりさせることはできませんが、初登場以来、堅調な成長を続けてきたiPhoneシリーズの勢いに陰りが見えつつある今、米アップルが製品サイクルの変更などを検討していたとしても、別段おかしくはないのかもしれません。
[Fortune via Phone Arena]