Microsoftは去年11月にクラウドストレージサービス「OneDrive」の無料ストレージ容量を15GBから5GBへと変更し、無料アカウントに対する15GBのカメラロールのストレージボーナスを中止することを発表し、2016年の早い段階から順次適用すると案内していましたが、同社が対象となるユーザーに対しメールでの告知を開始した事が分かりました。
現在、無料ユーザーで「OneDrive」に5GB以上のコンテンツがある場合は、米国などでは「Office 365 Personal」での1年間の無料サブスクリプション (1TBのストレージを含む) の特典が提供されるものの、日本では「Office 365 Personal」が提供されていない事から対象外となっており、日本のユーザーは追加のストレージを購入するか、ファイルの一部を削除する必要があり、それ以外の場合、告知メールを受信してから90日後にアカウントは読み取り専用になります。
そして、90日経過後に容量を超過している場合でも、さらに9か月間はファイルの閲覧やダウンロードは可能ですが、新しいコンテンツを追加することができなくなり、9か月経過後も引き続き容量を超過している場合は、アカウントがロックされ、何らかの対応をするまでは「OneDrive」に保存されているコンテンツにはアクセスできなくなり、何も対応せずに6ヶ月放置するとコンテンツが削除されます。
【訂正】
Microsoftは対象のユーザー宛に告知メールを送信しており、容量が削減される日時については各ユーザーごとに異なり、告知メール送信の90日後になる事が分かりましたので、記事の内容とタイトルを一部修正致しました。
お詫び申し上げます。
[via Neowin]