現在、全米で大ヒットしている実写版『ジャングル・ブック』(8月11日日本公開)を製作した米ディズニーが、アンジェリーナ・ジョリー主演『マレフィセント』続編を含む実写版9作品の製作を正式発表した。うち、タイトル未定としながら5作品については全米公開予定日が決まっている。
ディズニーアニメ『眠れる森の美女』をモチーフにオーロラ姫と魔女マレフィセントの秘話を描いた『マレフィセント』(14)。続編にもマレフィセントを演じたアンジェリーナ・ジョリーが出演することが正式に決まった。オーロラ姫役のエル・ファニングに関しては不明。別の物語が展開する可能性もある。脚本は前回に引き続き、リンダ・ウールヴァートンが担当するという。
悪役だったキャラクターを主人公にした作品はほかに、『101匹わんちゃん』(62)のクルエラ・デ・ヴィルを主役にした実写映画『Cruella(原題)』が予定されている。クルエラを演じるのは伝えられていた通り、映画『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのエマ・ストーン。脚本は映画『ウォルト・ディズニーの約束』のケリー・マーセル。
『ピーター・パン』の物語に登場する妖精ティンカー・ベルを主人公にした実写版『Tinker Bell(原題)』は、オスカー女優リース・ウィザースプーンが主演を務める。脚本は日本劇場未公開『ベストフレンド』のヴィクトリア・ストラウスが執筆予定。
他6作品は、ティム・バートン監督『ダンボ』実写版、ディズニーランドのアトラクション「ジャングルクルーズ」を題材にしたドウェイン・ジョンソン主演『Jungle Cruise(原題)』、ロブ・マーシャル監督、エミリー・ブラント主演『メリー・ポピンズ』続編、エヴァ・デュヴァネイ監督『五次元世界のぼうけん』実写版、ラッセ・ハルストレム監督『くるみ割り人形とねずみの王様』実写版、そしてジョン・ファヴロー監督『ジャングル・ブック』続編。
タイトル未定とのことでどの作品になるかは不明だが、5作品の全米公開日は以下の通り。