【ワシントン時事】オバマ米大統領は26日、1カ月後に迫った主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせて、広島を訪問する意向を固めた。来週後半の正式発表を目指し、詰めの調整を進める。複数の日米当局者が明らかにした。実現すれば、オバマ氏は現職米大統領として初めて訪れる被爆地で、自身が唱える「核兵器なき世界」を推進する重要性を訴える。

 サミット最終日の5月27日、会議終了後に空路で広島に移動する案が有力視されている。平和記念公園の原爆死没者慰霊碑に献花し、演説することも検討。日本側に訪問計画を伝えた上で、事前調査に当たる「先遣隊」を現地に送る。治安上の理由から、旅程の詳細は直前まで公表されないのが通例だ。