3~4年間の構想の末、2014年12月になりようやく映画化が伝えられたスティーヴン・キング原作『IT/イット』。当初の監督ケイリー・ジョージ・フクナガが「クリエイティブ面での意見の違い」を理由に降板するなど紆余曲折があったが、2017年9月18日の全米公開が決まったという。
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1990年にテレビ映画も製作されたことがある『IT/イット』は、幼なじみの男女7人組が、ある事件をきっかけに再会し、幼い頃に“IT”と呼んでいた不気味な殺人ピエロ=ペニーワイズに襲われる恐怖を描く。映画もテレビ映画版同様に、幼年期と成年期の2部構成で製作されると伝えられていた。
Varietyによると、フクナガ監督の降板後、ジェシカ・チャステイン主演のホラー映画『MAMA』(14)のアンディ・ムスキエティ監督が起用されたという。当初は2015年夏の撮影を予定していたが、1年遅れ今夏より始まる予定とのことだ。
しかしペニーワイズ役に決まった映画『レヴェナント:蘇えりし者』(16)のウィル・ポールターは、スケジュールが合わなくなり降板したという。現在、代わりの俳優捜しが進んでいるそうだ。他のキャストは不明。映画『LEGO(R)ムービー』(14)のダン・リンとロイ・リーが製作を務める。