【AKB48/モデルプレス=4月29日】AKB48の44thシングル「翼はいらない」(6月1日発売)のミュージックビデオ(MV)が29日に公開。選抜初センターを務めるAKB48の向井地美音を中心に、1972年を舞台にした青春群像ドラマが描かれており、メンバーの渡辺麻友やNMB48山本彩らの色気漂う入浴シーンも収められている。
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◆主演メンバーの光る演技
学生運動盛んな時代を舞台にした、愛憎と悲哀、友情を描いた同MV。学生運動、銭湯、秘めた想い、公衆電話、旅立ちの「あずさ」号、路面電車、アコースティックギター、純喫茶など古き懐かしい日本の情景が満載。数ある当時の青春映画のシーンをオマージュして散りばめたMVとなっており、向井地、渡辺、柏木由紀、指原莉乃、山本ら主演メンバーが光る演技を披露している。
特に向井地に想いを寄せる柏木、悪い男に騙される渡辺などは、注目ポイント。
◆向井地美音「すごく勉強になりました」
今回の撮影に向井地は「AKB48のメンバーは誰も生まれていない時代ですが、その設定を演じることで、懐かしんでくださる世代の方もいらっしゃるのではないか、と思います」とコメント。
「ドラマ部分の演技に関しては、子役時代の感覚を覚えているわけではないので、難しかったのですが、山本彩さんと喧嘩するシーンや、ゆきりんさん(柏木由紀)といろいろとあるシーンとか(笑)、多様な要素があって楽しかったです。ゆきりんさんの演技が個人的にも好きなので、すごく勉強になりました」と先輩メンバーとの共演に学びも多かったという。
作品ではギターを弾くシーンも織り込まれており「何日も前から練習をして、ゆっくりとなら弾けるようになったんですけど、難しかったです」と向井地。また銭湯での入浴シーンについては「すぐのぼせてしまって大変でした」と撮影を振り返った。(modelpress編集部)
◆向井地美音コメント全文
1972年の学生運動が舞台になっています。
AKB48のメンバーは誰も生まれていない時代ですが、その設定を演じることで、懐かしんでくださる世代の方もいらっしゃるのではないか、と思います。
ドラマ部分の演技に関しては、子役時代の感覚を覚えているわけではないので、難しかったのですが、山本彩さんと喧嘩するシーンや、ゆきりんさん(柏木由紀)といろいろとあるシーンとか(笑)、多様な要素があって楽しかったです。ゆきりんさんの演技が個人的にも好きなので、すごく勉強になりました。
8小節と短いながらもアコースティックギターを弾くシーンがあったので、何日も前から練習をして、ゆっくりとなら弾けるようになったんですけど、難しかったです。銭湯のシーンでは、すぐのぼせてしまって大変でした。
年上の方にとっても親しみやすいMVになっていると思いますし、逆に若い世代の方にも、こういう時代があったんだな、と知っていただけるようなMVになっていますので、「歌を通して一つになれる」というテーマを、歌とともに感じて頂けたら嬉しいです。