カリフォルニアのゲームメーカーSurviosが開発したSteamVR対応のアクションゲーム「Raw Data」のアーリーアクセス版が北米時間の2016年7月15日にリリースされた。現在,20%オフで販売が行われている。
SteamVR対応のヘッドマウントディスプレイ「Vive」のデモとして使われることも多い「Raw Data」は,2271年の未来世界を舞台とした一人称視点のアクションゲームだ。「ネオ新宿」を拠点に世界制覇を成し遂げた企業政府Eden Corporations。それに対して抵抗活動を続けるハッカー組織,SyndiK8の工作員となったプレイヤーが,自らの肉体をデジタル化させ,敵の本拠地であるEden Towerのメインフレームに潜入するという設定となっている。
2人のプレイヤーが協力するオンラインCo-opをサポートしているのが本作の特徴の1つで,プレイヤーキャラクターは数種類の中から選択できる。リリースされたアーリーアクセス版に用意されているのは2種類で,ガンクレリックというクラスに属するBishopは,ワープを駆使して戦う二丁使い。サイバーニンジャのSaijaは,刀をメイン武器に,手裏剣なども使う。現在は4種類のミッションがあり,9タイプの敵を相手にプレイできるとのことだ。
Steamの公式ページには本作のロードマップも掲載されており,今回リリースされたv0.1からv1.0までには少なくても9回のバージョンアップが予定されている。今後の作り込みが期待できるところだ。Viveだけでなく,Oculus VRの「Rift」にも対応する予定だが,とりあえずViveを持っている人は注目すべきだろう。
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