TVアニメ『マクロスΔ(デルタ)』(TOKYO MXほか)に登場する戦術音楽ユニット「ワルキューレ」が7月6日に発売したアルバム『Walkure Attack!』が爆売れ、オリコンランキングでも上位に食い込み、「今回は神曲しかない!」「やっぱりな、いい曲ぞろいですもの!」と大反響を呼んでいる。
ワルキューレは『マクロスΔ』において、人間が凶暴化する奇病を鎮めるために結成された美少女5人組の戦術音楽ユニットだ。星々を駆け巡り、ライブ活動を展開することで奇病に対抗する。それぞれ、ワルキューレに憧れて田舎から飛び出してきたフレイア・ヴィオンを鈴木みのり、エースボーカルの美雲・ギンヌメール役を小清水亜美、ワルキューレのリーダーであるカナメ・バッカニアを安野希世乃、メカニックを担当するマキナ・中島を西田望見、凄腕のハッカーであるレイナ・プラウラーを東山奈央が担当。もちろん、5人揃って歌も担当している。
そんなワルキューレの1stアルバム『Walkure Attack!』が発売初週に約7万7,500枚というすさまじい売り上げを見せ、11日に発表されたオリコン週間アルバムランキング(18日付)で、2位にランクイン。これには「ドリカムに迫る勢いってすげーな!」「2日間で5万枚近く売ったらしいぞ……驚愕」「アニメも面白いし歌もいいから俺も買ったw マジで買って損はないぞ!」「なんじゃこの神曲のオンパレードは!」「Δの多くの曲からなんとなく漂う古っぽい感じほんとすき!」「声優もみんな可愛い!」と大評判だ。
また、それぞれの楽曲に対しても「る、る、る、ルンピカ最高ーー!!」「ジリティック BEGINNERが俺の中では至高」「エンドレスリピートでAXIA~ダイスキでダイキライ~聞ける」と評価が高い。
これまでワルキューレが発売したCDといえば、5月11日に発売されたデビューシングルで、同アニメのオープニングテーマ「一度だけの恋なら」とエンディングテーマ「ルンがピカッと光ったら」が収録された両A面シングルがある。こちらも発売初週に約3万6,000枚を売り上げ、オリコン週間CDシングルランキングで最高3位にランクインと良い数字を叩き出した。
マクロスシリーズの前作である『マクロスF』(TBS系)のCDはというと、2008年6月に発売された『マクロスF O.S.T.1 娘フロ。』が初動売り上げ約7万2,000枚で週間アルバムランキングで3位にランクイン、また同年10月に発売された『マクロスF O.S.T.2 娘トラ☆』は初動売り上げ約10万2,000枚、週間アルバムランキングで2位に食い込むなど、やはり高い人気を誇っていたが、『マクロスΔ』も『マクロス』の看板に恥じぬ健闘ぶりだ。
以前から楽曲のクオリティの高さに定評のあったマクロスシリーズだが、今回の5人組ユニット「ワルキューレ」も多くのファンに受け入れられたようす。5人いるだけあって、これからも様々なバリエーションの神曲が誕生することを期待しよう!