マツコ「人の番組の予算、なんだと思ってんのよ!」心霊専門家に激怒!? | ニコニコニュース

 7月12日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)に、マツコ・デラックス(43)が出演。この日は「心霊ビジネスの世界」を紹介するという内容で、案内人として、心霊現象コーディネーターの山口敏太郎氏(49)が登場した。山口はこれまでにも2回ほど別の企画で登場し、特にUMA(未確認生物)の映像ビジネスの裏側を紹介したことで関係者から恨まれたという。そして心霊業界だとさらに恨まれる可能性がある、としながらも「事実、本物も一部ありますからね。これだけ疑い深い僕も、分からないのがあるんですよ」と語った。

 山口は最初に心霊動画を1本紹介。制作予算は1万で、テレビなど放送で使う際の使用料は1回使うごとに2万円なので「ボロ儲けですよ」と明かした。マツコは「テレビ局は、作らせたものだと分かって買ってるの?」と質問。山口は「当然買いますよ」「本物だと思ったらバカじゃないですか」と暴露していた。

 しかし、そんな山口がニセモノとは断定できない動画がある、として8本の心霊動画を紹介した。そして、最後に山口が脚本演出を手がけた「呪いのビデオ」が放送されることになった。制作予算は心霊映像の短編としては高額の15万円だという。「相当な物ができてるんでしょうね」と、マツコはプレッシャーをかけたが、映像を見てみると、肝試しをしている若者に向かって幽霊が襲ってきて、最後は青白い顔のマツコがこっちを見つめているというなんとも間が抜けた内容だった。

 見終わったマツコは、「あんた、人の番組の予算、なんだと思ってんのよ」と、落胆した様子でコメント。「15万円もかけて、こんなくだらないことして、本当に!」と、怒りの表情を見せていた。

「怪談好きな芸人なら多くいるのですが、山口さんのように心霊業界の裏側を語れる人は貴重ですね。狭い業界だけにしがらみが多くて、テレビに出られる人をキャスティングするのは大変なんです。あれほど赤裸々に暴露してしまって大丈夫なのか心配ですが、ぜひこれからも頑張ってほしいですね」(番組関係者)――特殊すぎる職業だが、これからの季節が、稼ぎどき?